こんにちは!
今回は、ブログのキャッチフレーズにもささていただいている『家族の健康は、ママの健康から!』についてお話ししたいと思います。
みなさんはこう聞いてどう思われますか?多くのママさんは「それはわかってはいるんだけど、ついつい自分のことは後回しになっちゃって・・・」という状態ではないでしょうか?特に小さいお子さんを抱えているママさんはそうですよね。
私自身もそうでした;;子供たちを育てることに必死で、自分の不調は見て見ぬふり。結果、夫には精神科をすすめられるほどのヒステリー状態になり、ただ座っていることすらキツく、まるで金属の塊でも結び付けられているんじゃないかという程身体が重く、動けなくなってしまったのが6年ほど前です。
その時、知り合いの内科の医師が勧めてくれた血液検査で、酷い副腎疲労症候群であることがわかり、検査後の数値を見て医師にこう言われました。
『普通であれば、うつだと診断されているか、寝たきりの状態くらいの数値。どうして動けているのかわからない』『このままにしておけば、近いうちに様々な癌になる』『でも、治療をすれば3年で元の状態にもどれるから頑張ろう』
ん!?3年!?長い;;とは思いましたが、そこから、健康に動けるようになるための治療が始まり、医師の言葉通り、徐々に回復していき3年で動けるようになりました。
3年でも完全に体調が万全になったわけではなく、全く人の手を借りずに生活できるようになるのには5年かかりましたが;;(この回復までへの道のりはまた別記事で書かせてもらおうと思います^^)
体調が悪い長い期間、もちろん体調がいい日もあるのですが、身体がきついと、気持ちもきつい。笑うことすらきつい。気持ちも動かない。ママ~という声がうるさく感じる。疲れる。育児をしたいようにしてあげることができませんでした。
子供のために必死になって、自分を後回しにしてやってきた結果が、一番子供たちに寂しい思いをさせる状況を作り出してしまったのです。
私は自分が情けなく、何をしているんだろうと自分を責めました。私自身が健康でなければ、子供たちに笑顔を見せることもできない。子供たちの健康にとって必要なこともしてあげられない。生活そのものがままならなくなってしまうことに、自分が体調を崩して動けなくなり初めて気づきました。
いや、気づいてはいたと思います。私が倒れてしまえば、子供たちを一番不安にさせ、普段と違う生活を強いられるのも子供たちであることに。しかし、一人で完璧にやり遂げようと自分自身を後回しにしてしまった。
その結果が3年、5年の回り道です。自分を大事にすることさえ疎かにしなければ、もっと子供たちを抱っこしてあげることも、どこかへ連れて行って追いかけっこなどをして一緒に遊んであげることもできたかもしれない。その時間を、経験を、私は失ってしまったのです。
私は回復するために、医師の指示に従って生活を送りつつ、自身でも健康になるための情報を集めるようになりました。まずは、体に悪いものを避ける、体に入れない生活を心がけました。その後、体に良いと思うものは、取り入れ試し、子供や自分にとって必要であると判断したものを続けて取り入れています。
結果的に、私は健康を取り戻し、健康に関する情報を得たことにより、家族の健康管理もできるようになりました。私が健康的に動けるようになったことにより、子供たちの求めに応じられるようにもなり、家族には笑顔が増えたように思います。何より、私自身が健康であれば、してあげられることの幅が増えます。いつも疲れ切っていたり、不調が続く状態であればそうはいきません。
私自身が健康であることが、家族にとってとても大事なことだったのです。まさに、『家族の健康は、ママの健康から!』ということになります。
ついつい頑張りすぎて自分を後回しにしてしまうママさん達の状況や気持ちはよくわかります。人の命。それも自分の存在よりも大事に思っている我が子の命を守るために頑張っているのですから、自分のことは後回しになってしまいますよね。そうせざるを得ないといってもいいかもしれません。わかります。わかりますが、私のような遠回りはしてほしくない。
これは、子育て中のママさんのみに関わらず、皆さんに知っておいてほしい。健康は日々少しづつ積み重ねていくものであり、失われていくものです。健康を損なう生活をしていれば、少しづつ少しづつ削られていく。それがある日、身体のどこかの不調として現れたり、私のように動けなくなってしまったり、イライラが止まらないなどの精神状態に現れたりするのです。
不調はある日突然現れたようにみえても、それを引き起こす原因は日々積み重ねた自分を大事にできなかった不健康な生活にあります。
そして、その積み重ねで失った健康は、一瞬で魔法のように取り戻せることはないことを覚えておいてください。健康を損なってきた時間と同じくらい。場合によってはその倍、3倍の時間をかけて取り返していかなければならなくなってしまう。もしくは、永遠に失ってしまうこともあり得るのです。
そうならないためにも、日々、自分自身を大事にすることを心がけて欲しいのです。それが、自分の周りにいる人達にとっても、自分自身にとっても大切な『健康』に繋がります。
どうか、みなさん自分自身をまずは大事にされてください。自分の身体は、これから命ある限りずっと変えることはできません。ずっとこの身体で生きていかないといけないのです。どうかどうか健康で生きていくために、日々の暮らしを大事にされてください。
とは言っても、また冒頭の『それはわかってはいるんだけど・・・』に繋がる方が多いと思います。私自身もそうでしたし、はじめは自分のためにできることも少なかったです。ですが、子育て中でも、体がきつくても、不健康に繋がるものを避けて、日々削られていくものを減らすことはできます!その方法についてはまた別記事で。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!
by ゆなまむ